那覇

Naha

この街の歴史

かつては琉球王国と呼ばれ一つの国家を形成していた沖縄は、1400年ごろには中国・東南アジア各国との独自の貿易を開始し大きく発展を遂げます。その後、薩摩藩が琉球国内へ進行し幕府の支配下に置かれることになりますが、中国との外交関係もあり王政体勢を維持したまま交易国家として独自の文化を生み出してゆきます。明治に入ると政府により「沖縄県」が設置され、県庁を那覇に置いたことから政治経済の中心として発展してゆきます。戦後、27年間沖縄はアメリカ軍の支配下に置かれましたが、1972年に日本に返還、2003年には沖縄初の鉄道・ゆいレールが那覇空港から朱里間まで開通します。2013年には人口20万人を突破する中核市として歴史と文化を色濃く伝える観光地としても人気のエリアです。

繁華街情報

那覇市の最大の繁華街といえば「国際通り」です。1.6キロからなるメインストリートには土産屋、百貨店、飲食店が軒を連ね昼間は観光者でにぎわうエリアです。また、美栄橋駅周辺には「お菓子通り」とも呼ばれていた伝統菓子を多く販売する店舗のある「市場本通り」、レトロな雰囲気が漂う「むつみ橋商店街」、沖縄の食材やお土産を網羅できる「平和本通り商店街」と3つの商店街があり、地元の人は勿論、観光者も多く利用されています。一方、国際通りから徒歩10分の「松山」には居酒屋やキャバクラ、パブが賑わうエリアとなっています。日中は静かな町並みですが、日が暮れると共に沖縄最大の歓楽街へと変貌し、メインストリートである「流石通り」には60件ほどのクラブやバー、キャバクラがひしめき比較的リーズナブルに楽しめるお店が多いのも特徴です。米軍基地がある影響からか、ビリヤードバーや英語表記のみの店舗など米軍統治時の名残も随所で感じることが出来ます。

独特の文化を形成してきた沖縄ではスタミナのつく「ラフテー」「テビチ」など豚肉料理が古くから食べられてきています。海の幸も充実しており、特に「もずく天」は家庭料理でも定番のひと品として地元の人から愛されています。
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アクセス

沖縄には那覇空港駅から首里駅までの13キロの区間を結ぶ「ゆいレール」が通っており、2019年には首里からてだこ浦西駅の区間延長が予定されています。また、沖縄全域では路線バスも非常に活躍しており定期観光バスや空港リムジンバスで1日乗り放題パスポートを利用しながらお得に沖縄観光を楽しむことができます。

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