片町

Katamachi

この街の歴史

片町は国道157号が南北に貫き、香林坊から犀川大橋にかけての一帯を指し、片町の歴史は江戸時代初期に遡ります。河原が埋め立てられ、町が形成されたことに始まり、この地域を「河原町(かわらまち)」と命名。1889年から片町は金沢市の地名となり、飛躍的に発展したのは1900年代に入ってからとなります。1919年に金沢電気鉄道が市内電車の開業、1923年には宮市百貨店が開業されました。片町の名は片側に掛け作りの家が並び、商店街を形成したことに由来しています。片町は日本で最初に組合組織が結成された商店街で店舗同士の協力体制をいち早く確立した日本で最も古い商店街です。古き良き伝統を育みつつ、近年は「情報発信のまちづくり」をテーマとして活性化の取り組みを行っています。

繁華街情報

城下町金沢の中心に位置する片町、この街には二つの顔があると言われています。昼はショッピング街として最新のトレンドショップから金沢の伝統工芸品を扱う老舗が立ち並び、のんびりと買い物を楽しむことができます。夜はガラリと顔を変え、香林坊交差点から犀川大橋にかけて数千軒におよぶ飲食店が軒を連ねる北陸随一の繁華街として常に賑わっています。この繁華街にかかる松尾芭蕉の句にも詠まれた「犀川大橋」は大正時代に造られた鉄骨造りの重厚な橋で、国の登録有形文化財になっています。歴史のある橋なので金沢に来たら一度は訪れたいスポットだといえます。また、兼六園や長町武家屋敷跡、金沢21世紀美術館などの観光資源にも近い便利な場所です。表通りから一筋中に入ると風情のある綺麗な街並みもあり冒険心をくすぐられます。東京で言うと新宿を縮小したような雰囲気の片町は、今も昔も数多くの人が行き交い、一日中楽しめる活気あふれる街です。

片町で有名なグルメといえば「グリルオーツカ」の「ハントンライス」です。オムライスの上にエビとカジキのフライがのり、ケチャップとタルタルソースがかかった洋食です。県内50店舗で提供され引っ張りダコの存在のご当地グルメです。
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アクセス

片町へは北鉄バスで7~9番乗り場であれば、1時間に4~6本あり所要時間は10~15程度です。※11番乗り場は1時間に1~3本。その他、金沢ショッピングライナー「まちバス」(西日本JRバス運行)もあるが、この路線は土日祝日のみの運行です。

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