渋谷

shibuya

この街の歴史

江戸時代には「渋谷村」と呼ばれており、江戸のはずれにある農村地帯でした。 明治から大正にかけては牛乳の需要が高まり、渋谷には多くの牧場が存在していましたが東海道線が開通すると共に多くの農作物が流通し、渋谷は次第に農業が衰退、かわってまだ地価の安いうちにと多くの工場が移転してくることになりました。 やがて渋谷村周辺には「渋谷駅」「千駄ヶ谷駅」とライフラインとなる交通網が整備され、駅周辺には飲食店や娯楽施設、花街が賑わいを見せるようになりました。 1932年、渋谷区が誕生し鉄道が次々と開通するようになると関東発のターミナル・デパート「東横百貨店」(東急百貨店)が開業し、渋谷の街の形成の要となってゆきます。 そして1964年に東京オリンピックが開催されると、渋谷区には選手村がおかれ、道路の拡張、下水道の整備など現在の渋谷区の礎となる都市機能が確立されました。

繁華街情報

渋谷の繁華街といえば、渋谷駅前にあるスクランブル交差点から350メートル続く「渋谷センター街」です。24時間若者であふれるこの繁華街は、主に学生や若者をターゲットとした渋谷109、パルコ、ファーストフード店、カラオケ、ゲームセンターなど多様な店舗が軒を連ねています。 常ににぎやかな渋谷駅ですが10分ほど歩いた神山町周辺は、喧騒から離れた落ち着きのある「奥渋谷エリア」となっています。個性の光る専門店やギャラリー、落ち着いた雰囲気のカフェやバーが集まるこのエリアは渋谷のイメージが覆るような閑静な雰囲気を持った通りとなっています。 また、渋谷と原宿をつなぐ「キャットストリート」にはほかでは、見ないような個性的なセレクトショップや古着屋などファッションに敏感な若者で賑わっています。 渋谷は若者だけでなく大人も落ち着いて楽しむことの出来る、多様なニーズに応えたエリアとなっています。

駅を中心にたくさんのセレクトショップが営業する渋谷では、リーズナブルな食べ歩きグルメが充実しています。特にインスタ映えするカラフルでポップなお菓子は若い女性を中心に行列が絶えません。 それだけでなく、渋谷は高級住宅地もあるエリアなのでミシュランガイドにも掲載された高級店など食通をうならせるグルメも満載です。
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アクセス

利用者数の多い渋谷駅は10路線が乗り入れていおり、JR、地下鉄東京メトロ、私鉄と常に多くの人であふれています。 また、渋谷駅には100円の運賃で乗れる「ハチ公バス」もあり、区民だけでなく繁華街を利用したい観光者にも人気の公通手段となっています。

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